地方創生への想い

TFLの氣田です。

『寄り添いと挑戦』

いよいよ始動します。TFLの値方創成(地方創生)。

多様性が複雑に重なり、最適解が目まぐるしく変わる社会。

変わるべきものと変える必要がないもの。

地域によっては、人口減少や高齢化、事業承継や空き家問題など、数えきれないほどの課題が山積みです。

それらの課題を各専門家が抽出したのち、提唱を鳴らせば、更なる専門家が解決のために動く。すごく素晴らしいことだと思います。動き出すことが一番大切だから。

例えば、とある自治体が市民のため新たなるシステムを相当な予算を使い導入する。ロジックだけでいえば確かに便利になる。しかし、そのシステムに恩恵を受け便利になったという市民がどれだけいるであろう。

その予算を違う形で使う選択肢はなかったのか。

当然に便利になることが悪いことではない。

しかし、冒頭申し上げた通り便利になり過ぎて複雑に絡み合う社会である。

極論『不便だけど変えたくない、この不便さが良いところもある』

という意見もあるということ。かなと。

地方創生というと輝かしく、魅力あふれるように映る。

現実はドロドロしたものがたくさんある。

カネ、ヒト、モノが不足していたり、特有の「しがらみ」というものに縛られ動き出せない地域も存在する。

地方創生というお題目のもと、都市部からロジックだけで課題解決課題解決と騒いでも本質的な課題解決にはならない場合が多くあると認識しています。むしろロジック的なことを解決しない方が良い場合もあるくらいかと。

この点は、地方創生の第一人者『地域おこし協力隊』の理事、藤井さんと対談した際にお互い強く共感したところです。

相続対策のロジックで畑の真ん中に新築アパートを建てると相続した方達の5年後10年後を考えればあきらか。

ロジックだけでは解決できない、地域には根が深い問題だらけ。

ではそのままで良いのか、放置するのか。

そうではない。

誰も自分の地域が衰退していくことを望んで破壊していく人なんていない。

明るい未来を望んでいる。

実際に小さなコミュニティから理解者を増やし1,000人にも満たない山間部でも発展し続けいている地域も存在する。

根が深い歴史にも目を背けずに明るい未来を目指していく。

暗闇の洞窟から一点の光を目指していくようなものです。

「そんな青臭いこと言っていたらいつまでも地域が発展しない。」

そんな声が聞こえる。

では、どうすれば良いのか。

外側からのロジック的な課題解決方法はあくまで支援である。

本質的な課題解決はそこに住まう人々が『対話』を通じ一つ一つの課題に向き合っていくことから始まる。

当社の想い、サービスの根源は

新しく作り直すだけではない、歴史と未来を掛け合わせ新たな価値を産み出せるため、地域の方が本気になるためのサポート事業です。

・所有者、近隣、歴史、未来に寄り添い活用方法を提案する空き家空き店舗活用

・農家へ寄り添い、休耕作地を持続可能な農地へ。農業が活躍できるサポートサービス

・「対話」から始める、便利になるだけではない地域DX戦略

これらを地域のリーダーたる自治体、地域の各専門家企業、地域の金融機関と連携し地域を根本から活性化させるべく走り回っていく所存です。

小さなことでも是非地域のうれしいこと、楽しいこと、嫌なこと、なんとかしたいということをご相談ください!